"403号室 西崎たかお" さすが、俳優さんってだけあって 個室が準備されていた わたしの部屋はシェアする形のやつだったけど 怪しく波打つ心臓の音を感じながら わたしは部屋のドアに手をかけた 「……たかお、ちゃん」 そこには頭に包帯を巻いて、目をつぶったまま横たわるたかおちゃんの姿があった