「たっ、たかおちゃんは!?」 たかおちゃんも一緒に、事故に遭ったはずだ 大丈夫だろうか、怪我はないだろうか どこにいるの、会いたい わたしはベッドから出ようと動き出す しかしそれは母の腕によって制御される 「…今は、安静にしていなさい」 そう言ってわたしの腕を握る 嫌だよ たかおちゃんは? 無事なの? まさか…… そんなことを想像してしまって涙が溢れてくる 掛け布団をぎゅっと握って泣き続けるわたしに 「あの人もまだ、意識がないのよ」