3年分のキス






虚ろな目を薄く開く
視界が滲んで霞む



「……心結!!」



次第にはっきりとしてくる視界に見覚えのある顔が映る



「…おかあさん…?」



彼女は今にも泣きそうな顔をしていた

あぁそうか
わたしは事故に遭ったんだ

あのトラックとぶつかったあと、山の下のほうへと落ちていったらしい


頭が、ずきずきして体が重い