3年分のキス






ふたりの荷物を車に載せたあと
わたしたちも車へと乗りこむ



「…って」



というたかおちゃんの声がして
助手席に既に座っていたわたしは彼のほうを見る

彼は乗り込む際に車の天井で頭を打ったようだ



「…はは、頭打った」



片目をつぶって舌をぺろっとだしてたかおちゃんは言う

わたしもおかしくって笑った


まじいてぇ、と頭をさする彼に
大丈夫?と笑いながら言う

幸せな時間