3年分のキス






「楽しかったね!」



駐車場まで向かうまでの道
わたしは言った

たかおちゃんは笑顔で答えてくれる



「ずっとあの旅館泊めてほしかったな」



わたしの手をさりげなく取りながら
たかおちゃんは笑う

ほんとうに、昨日の夜が永遠に続けばいいのにって思う


繋いだ手の温もりが心にしみる

今日は季節の変わり目の3月ってこともあって
少し肌寒かった