「こんなん、慣れないバラエティー出るより緊張するっつうの…」 そう言ってたかおちゃんは 拗ねたように座布団に腰を下ろした 新聞のテレビ欄なんてみてるフリしてる そんな彼をみてわたしの心は少し余裕ができたようだ 「かーわいいーたかおちゃんっ」 彼に近づいて顔を覗き込む わたしと目を合わさないように必死な彼 「俺、35だからね?」 かわいいとか、違うよ そう言いながら浴衣に着替え始める いやいや、十分かわいいですよ、西崎さん