3年分のキス






「わぁ…」



戸の向こうには広い和室があって
窓の向こうには壮大な景色が広がっていた

あまりにも綺麗で、言葉を失う


女将さんから、ご飯の時間などの諸々の説明があった



「それでは、ごゆっくりどうぞ」



女将さんが部屋から出て行った


その瞬間
忘れかけていた緊張が一気にわたしを襲ってきた


こんな密室に、たかおちゃんと二人きり
緊張しないわけがない