その瞬間 西崎さんがぐっとわたしの肩をつかんで 「しゃがんで」 そう言った 「え…」 言い返す暇もなくわたしの体は彼によってしゃがみこんでいた そしてしゃがんで間もなく わたしの体は彼に引き寄せられる 「みられるとやばいからねー」 そう言いながらわたしの髪は彼の手によって撫でられる 彼の温もりがあまりにもあったかくて そんな温もりを感じたのも本当に久しぶりで 大きくて優しい手に抱かれながらわたしは泣いた そして彼の背中に手を回した