「何が…?」 「親にまで敬語つかわなきゃいけないなんてね」 "大変だな、って思って"と彼は笑った 心の内を見抜かれた気がした 本当に、これまでずっとつらかったから 誰にも言うことができなくて ストレスは溜まっていく一方だった うわべだけの生活に飽き飽きしていた ひとりになると涙が出るほどだった 「つらかった…」 思わずこぼれる言葉 「過去形なんだ?」 彼の優しい声に今にも降ってきそうな星たちが滲む