3年分のキス






「もしかして、あの時の…」



そう言って、たかおちゃんの目がわたしの目を捕える。
そして、反射的に目を逸らしてしまう。

あぁもう、こんなにドキドキしてる。




「モンブランの子?」


「へ?モンブラン?」



彼の口から発せられた言葉に唖然とする。

も、もんぶらん、って?
心当たりがなかった。


ぽかんとするわたしに、たかおちゃんは続ける。




「ほら、俺が入院してたときのさ」



なぜか彼はキラキラした目で言ってくるんだ。