「もしかして、あの時の…」 そう言って、たかおちゃんの目がわたしの目を捕える。 そして、反射的に目を逸らしてしまう。 あぁもう、こんなにドキドキしてる。 「モンブランの子?」 「へ?モンブラン?」 彼の口から発せられた言葉に唖然とする。 も、もんぶらん、って? 心当たりがなかった。 ぽかんとするわたしに、たかおちゃんは続ける。 「ほら、俺が入院してたときのさ」 なぜか彼はキラキラした目で言ってくるんだ。