3年分のキス






ずっと、ずっと会いたかった。

本当にもう会うことなんてないと思ってたんだ。
顔は見れてないけれど。




「平気にならなきゃ、な」




たかおちゃんの写真を見ても
たかおちゃんの映像を見ても
たかおちゃんの声を聞いても
たかおちゃんの姿を見ても、

平気にならなきゃいけなかった。

そんなこととっくの昔からわかっていたのに。
やっぱりそれを目の前にすると駄目だった。


平気どころか
蘇る思い出が多すぎて

高鳴る心臓がここにあった。




「駄目だなぁ、わたし」