3年分のキス





そうこうしているうちに
蓮が仕事から急いで戻ってきた。

時間は午後4時。
パーティーが始まるのは1時間後だ。



「おかえりー!」



わたしはエプロンを外しながら玄関へと駆けた。
蓮は少年のような笑顔をわたしに向ける。




「ただーいま」



持っていたかばんをわたしに差し出して
わたしが受け取ったと同時にリビングへと向かう蓮。