もうワインも底をつきそうになっていた わたしは彼にたまにワインをもらいながら 食事の後片付けをしていた わたしがたまにワインをもらっていたと言っても、 8割方は彼が飲んでいる だからもう彼は、テーブルに突っ伏したまま動かなかった お酒、弱いくせになぁ 強がって飲んでいた彼を思い出すとなんだかかわいくって口角が上がった あとはお皿を拭いて棚に戻すだけだった シンクの下にあった、タオルをとって キッチンからみることのできるリビングをみると そこで寝ていたはずの蓮の姿がなかった