「いただきまーす!」 蓮の元気な声が広いリビングに響いた わたしが肉じゃがを作り終えたころ もうあたりは真っ暗だった 「うまそー」 「でしょ?」 お箸をもったまま、料理をみつめる蓮 子供みたいで、かわいい わたしは昔から、料理には自信があった お母さんに花嫁修業的な感じでいつも作らされていた 肉じゃがなんて得意中の得意 「うっま!」 一口、肉じゃがを口に入れた蓮が言う