「……」 今まで どこに置いていたかすら こんなものがあったことさえ忘れていたのに セーラー服の後ろから現れたのは わたしを包み込むような淡いピンク色だった 「……っ」 足がガクガク震える 唇も手も全身が震えている この淡いピンク色のドレスは ……たかおちゃんがわたしに初めて買ってくれたもの そして紛れもなく わたしと彼が出会うきっかけになったもの