「…な、何?」 急に体がシートに沈んだからびっくりした 彼は下を向いたままわたしの腕つかんで何も言わない 「藤原さ……」 「結婚してください!」 わたしが声をかける前に彼は下を向いたまま頭を下げるようにして言った 「…え…」 あまりに突然のプロポーズだった まだまだ結婚するには出会ってから日が浅いと思っていたから 「結婚しよう」 そして蘇るあの日の笑顔 嬉しくないわけじゃないんだ でも わたしの顔は過去の記憶と戸惑いですごい顔になってたと思う