泣くほど好きなんだよ、麻那 でももう会うことすらできないんだよ できることなら たかおちゃんのお嫁さんになりたかった 手渡された雑誌のたかおちゃんをみつめた あの日から 彼が出ている番組や雑誌には なるべく目を通さないように心がけていたのだけど こんなところで出会ってしまうなんて 出会いたくなかった、と言えば嘘になるし どちらかと言えば嬉しかった たかおちゃんが元気で、 また仕事をしていることを知れたから わたしの心は幾分かほっとして止まりかけた涙を拭ったのだった