「……戻りたい」 零れた本音だった 二年間 彼だけをみつめてきたわたしにとって 彼がいない生活は死に近かった 「戻りたい、戻りたい、戻りたい!」 わたしの声のトーンは どんどん大きく、そして荒くなる 一枚、一枚 写真が床に落ちてゆく 気付けば涙が溢れ 数百の写真たちと涙は 床に散らばってしまったのだった