3年分のキス






「…我慢しなくていいのよ?」



お母さんはわたしの頭を撫でて
ぎゅっと抱きしめてくれる

彼女の肩に水滴が落ちる
わたしは肩を揺らして号泣した



「これから、たぶんものすごく辛いと思うわ。でも私たちも手伝うから、頑張ってほしい」



そう彼女に言われてわたしは大きく頷いた

彼氏のお母さんの前で泣くなんて、みっともないことぐらいわかってる
でも感情を抑えることなんてできなかった

わたしは彼女の胸でしばらくの間、また泣いた