たかおちゃんのお母さんを見るのは初めてだった たかおちゃんは、 わたしのこと両親に言ってあるってゆってたな 彼は、笑顔でお母さんと話していた あぁ、お母さんのことは覚えてるんだな そう思ってまた胸がちくりと痛んだ 聞けば、彼が覚えていなかったのはわたしのことだけ わたしと過ごした2年間だけ忘れてしまったらしい ほんと、神様って残酷 そうこうしているうちに、お母さんがわたしに気づいて立ち上がる 彼女と目が合ったわたしは一礼をする たかおちゃんはそれをまた不思議そうに見ている