3年分のキス






「うだうだしてばかり、いられないよね」



しばらく泣いたあと
わたしは自分の頬を叩いて言った

すっと立ち上がってまた、彼の病室へと向かった




病室の前にやってきたとき、
部屋の中から誰かの声がした

声の主はたかおちゃんと、女の人?


わたしはちょっとひやっとして、病室を覗く


そこには、彼の母親らしき人の姿があって、少しほっとした