気づいたらわたしはあのボロアパートにもどっていた どうやって戻ってきたのか 何で戻ってきたのか そのへんの記憶はない 電気もつけないまま わたしの体は玄関で崩れ落ちた ふっと、たかおちゃんの笑顔が過る 「…たかお、ちゃん」 名前を呟くことですら、わたしの胸を痛める どうしたらいいのかわからなかった この想いをどこにやればいいのかわからなかった