大好きな85分間[仮]

「いえいえ!

1……

―――だって
彼女のためですもんね」

0

―――ポトッ

かばんから取り出した
ペンポーチ

悲しげな音を立てて落ちた。

今……
彼女っていった…?

「ああ。ごめんな、迷惑かけて」

もうセンセイの笑顔を
独り占めできる人いたんだ…。

「彼女、
どんな人なんですか?」

「ほらみて」

そう言ってさしだしたのは
センセイのスマホ。

この前買ったっていって
自慢してたもの。