『なぁなぁ!じゃんけんしねぇ?』
『負けた奴、ジュース奢りにしよーぜ!』
『な、―――もやるだろ?』
『あ…あぁ…するよ。』
クラスメイトの人達…唯一中学から同じの人達
あの、目が鋭い人をといては…だけど
軽蔑するような目で見ていると、目が鋭い人がこちらを見る
咄嗟に目を逸らし、速足に歩いた
『おいっ!』
その人が走ってきて、こちらの腕を強引に掴んだかと思うと、路地裏まで引っ張られた
『っ…いたいよ…』
弱々しく僕が呟く
『お前、…あー…っと…』
彼は人気がなくなると止まりこちらを向く。
『クレイス!クレイスだな?』
『…へ?あ…うん。』
『お前のぐちゃぐちゃの髪形は印象強かった…お前は、俺を覚えてないのか?』
『あ…君、クロノス?!』
『あぁ、一応知ってるみたいだな…』
彼は生れつきなのか分からないが、あまり笑顔は見せず暗い顔が多い
『メアド。交換しねぇ?』
『…ど、どうして…?』
僕の携帯には誰のアドレスも入っていない。
母と連絡する為だけの携帯だから。
『連絡取ろうぜ?あの夢に呼ばれる仲間としてさ。悪い未来はお互いに変え合おうじゃん。』
『か、変えれないよ…未来なんて。』
『いや、俺一人では変えれる事も限られるが、二人なら結構いけそうだし。』
『だから、未来は変えれないよ!』
『変えれる!変えさせる為…にやってんだろ。』
『……』
『ほら、携帯出せ。』
『い、今持ってない…』
『なら、アドレス教えろ。』
『覚えてない…』
『っち…』
クロノスは鞄からノートを出し最後のページを乱暴に破く
そして胸ポケットに挿しているボールペンで彼のアドレスを書き、押し付けるように渡す
『絶対送ってこいよ。』
『え…や、…』
そしてクロノスの携帯が鳴り
『あー…今終わったから、今から戻る。結構遠くてさ…、うん。』
携帯を切り、じゃっと走っていった。
『んー…』
唸りながら家に帰った。
