『んー……』
目覚めるといつもと同じ暗い部屋だった。
夢だったのだろうか…
どっちにしろ、どうでもいい。
学校を休む、そう出たのだから。
何も変わらない。
いつもと同じ…
嫌な程鮮明に夢を覚えている
『――!――!今日も学校行かないつもり?!お母さん恥ずかしくって外も出られないわ!いい加減にして!』
母親がドアを殴りながら怒鳴りつける
『ッウゥ……』
必死に耳を塞いだ、篭りながらもドアを殴る音や声が聞こえる、一番大きく聞こえるのは心臓の音だった。
暫くして、やっと音がピタリとなくなった
耳の手を退けると同時に上半身だけ起き上がった。
何時間かボーっとしてると
ピピピピピピピピピピピピピピピピ
と急に携帯の着信がなり、焦りながらも出た。
『……はい』
『――、この前のスーパーで、鰤が安売りしてるのよ。買っといて、お母さんはちょっと、ね。用事があるの。』
用件だけ言われ、プチンと切られた。
『はぁ……』
結局、また出かけた。
おばさんに押されながら鰤を買って
自分のお小遣で何か買おうとうろうろしていた
今日は金曜日…学生が明日休みのテンションでうろうろするから、早く帰りたい
でも、欲しい物がなかった
うろうろしてるうちに夕方になってしまった
学生が増えてきた、同じ高校の人も増えてきた。
うるさい。
ガヤガヤガヤガヤ…女の可愛いげのない笑い声。
男の何か企んだような、人を馬鹿にするような笑い声……
異常に腹がたった
