意外な発言に、あたしはなんとなく驚いたよーなどうでないよーな・・・。

「う、うん。わかった。ごめんね、気がつかなくて----------」

少し申し訳ないような気がして、謝った。

「じゃ、俺は恋梨って呼んでいいだよな?」

恋梨っていわれて、不覚にもキュンとしてしまった自分がいる。

「う、うん。雅樹君・・・?」

なんだか呼び捨ては悪い気がするし、君付けでもなんか違和感ある。

すると、突然首の後ろに手をまわされ、雅樹君が近づいた