あれ以来、先輩は俺から離れようとしない。

よっぽど怖かったのか、必死に俺の服にしがみついている。

.....でも、さ。

あんまりくっつかれると、ヤバイんだけど。

俺だって、一応男なんだよ?

そういってあげたいけど、こんな状態の先輩を突き放すようなことは出来るわけが無い。

はぁ...。

お姫様の世話は、他のやつには任せられないな。