急性出血性結膜炎は、エンテロウイルス70型かコクサッキーA24変異株によっておこる。1970年代には、白目に出血する結膜下出血がこの結膜炎の特徴だったので、急性出血性結膜炎という病名がつけられたが、その後ウイルスの性質が変わって、最近では結膜下出血を見ることは大変まれになった。潜伏期は1日で強い眼の痛み、異物感で始まり、結膜の充血、特に結膜下出血を伴うことが多い。眼瞼の腫脹、水っぽい眼脂、結膜浮腫、角膜表層のび慢性混濁などがみられ眼痛、異物感がある。
…これが一番似ている。目やにも水っぽいし、結膜浮腫もある。
ということは、旦那の風邪はエンテロウイルスかコクサッキーウイルスだろうか。

今日から仕事が夏休みであるのに、厚労省的にはウイルス性結膜炎は蟄居の適応である。そして、ウイルス性結膜炎の治療薬はない。休養と対症療法、他人に感染さない、清潔にすること、以上終わり、である。自分の液性免疫だけが頼りだ。つまり、それをサポートする抗ウイルス性の薬草系がよかろう。アロマオイルを探し、ティーツリーとニアウリを選択する。目に入らないように、顔全体に塗布する。これは右目に感染させないためもある。いつも使っているラベンダーはなぜか刺激が強すぎて今回はパスした。そして、免疫の増強する鍼のツボ「合谷」「風池」をざっくり強刺激する。粘膜ともともと悪化してたドライアイの対策に、ルテインとビルベリーとアスタキサンチン&ビタミンAのブレンドされたサプリを入手する。この場合、ルテインは酸化しやすいので、flora GROルテインを使用しているサプリが良い。特許製法で酸化を防いで製品化してある。これを規定量の倍飲む。1日のビタミンA摂取量の上限は3000μgだから、1カプセル100μgのV.Aは30カプセルまではいけるのだ。

その日はそれでケア終了。

翌朝、眼痛が80%消失し、腫れが引き、充血が半分になっている。昨日までずっと出続けていた目やにも止まり、結膜浮腫もほぼ消失している。サプリの影響で、肩こりも軽くなっている。山は越えたようだ。これで続きが書ける。…と思う。

しかし、自分のビジュアルで目が赤いのは、どう見ても怪しい。悪魔っぽい。すごく邪悪な感じがして他人の同情は期待できないと見た。夏季休暇中に早く治すに限る。