やはりロボットでは埒があかない。

さっきから離れた席の秋帆と雛菊がイチャコラしているのを凝視している。

右腕部からマシンガンを取り出して発砲しようとしたので、慌てて琉が止めたのだが。

(あかん…やっぱ人間と話さな…)

仕方ない。

琉は恐る恐る麗の方を見る。

「ん?」

鳥肌の立つような変態笑いで、うへへぇ…と琉を見る麗。

(生理的に無理っっっ!)

琉、涙目。

大体鬼太郎ヘアがキモい。

散髪に行け。