まぁ、雛菊秋帆にしても、チカ真菜にしても、修学旅行という特殊なイベントだったからこそカップルが成立したのかもしれない。
そうそうくっつけようとして付き合えるものでもないという事だ。
「大体私は恋愛興味ないし」
手持ちのお菓子に飽きたのか、万里が箸で栗きんとんを摘まむ。
「万里ちゃんの幸運体質なら、彼氏が欲しくなった時には簡単に出会いが掴めそうだもんね」
クスクス笑う真菜。
「どうかなぁ…そういう事まで上手くいくもんなのかしら、私の体質って」
他人事のように万里が言う。
そうそうくっつけようとして付き合えるものでもないという事だ。
「大体私は恋愛興味ないし」
手持ちのお菓子に飽きたのか、万里が箸で栗きんとんを摘まむ。
「万里ちゃんの幸運体質なら、彼氏が欲しくなった時には簡単に出会いが掴めそうだもんね」
クスクス笑う真菜。
「どうかなぁ…そういう事まで上手くいくもんなのかしら、私の体質って」
他人事のように万里が言う。


