『コウ』は2人目に電話をかけた。
「あ、もしもし!俺だよー」
何を言っているかはよく聞き取れないけど、
受話器の向こうの、早口の甲高い声が聞こえてくる。
怒っているような雰囲気。
「‥‥え、そんなの俺知らねぇよ!
ちょっと待てって!‥‥あ」
『コウ』はぽかんとした顔で固まっている。
さっきのへらへらした笑顔は完全に消えていた。
「どうしたの?」
あたしがそう言うと、『コウ』は
「機嫌悪いっぽいわ。いいよ、次かけるから」
と言った。
でも、明らかに目が泳いでいる。
『コウ』は見るからにものすごく動揺していて、
さっきまでの余裕の顔を思い出すと笑えてくる。
あたしは笑いを必死にこらえて、
「あっそ。何でもいいけど早くしてくれない?」
と言った。
『コウ』は3人目に電話をかける。
「‥‥は?チャッキョ!?」
『コウ』は半分叫びのような声を出した。
チャッキョ。着信拒否されたか。
『コウ』はかなり焦った顔をしている。
そりゃそうだ。
この3人目で、『コウ』のいう「コウの女」は最後なんだから。
『コウ』は、全員から捨てられちゃったってわけだ。
自分が捨てるはずだったのにね。
ざまぁみろってカンジ!!
「あ、もしもし!俺だよー」
何を言っているかはよく聞き取れないけど、
受話器の向こうの、早口の甲高い声が聞こえてくる。
怒っているような雰囲気。
「‥‥え、そんなの俺知らねぇよ!
ちょっと待てって!‥‥あ」
『コウ』はぽかんとした顔で固まっている。
さっきのへらへらした笑顔は完全に消えていた。
「どうしたの?」
あたしがそう言うと、『コウ』は
「機嫌悪いっぽいわ。いいよ、次かけるから」
と言った。
でも、明らかに目が泳いでいる。
『コウ』は見るからにものすごく動揺していて、
さっきまでの余裕の顔を思い出すと笑えてくる。
あたしは笑いを必死にこらえて、
「あっそ。何でもいいけど早くしてくれない?」
と言った。
『コウ』は3人目に電話をかける。
「‥‥は?チャッキョ!?」
『コウ』は半分叫びのような声を出した。
チャッキョ。着信拒否されたか。
『コウ』はかなり焦った顔をしている。
そりゃそうだ。
この3人目で、『コウ』のいう「コウの女」は最後なんだから。
『コウ』は、全員から捨てられちゃったってわけだ。
自分が捨てるはずだったのにね。
ざまぁみろってカンジ!!

