ーside 真司郎ー


「…そういうことだから」



ーガラガラ


「なんで…!?何でよ~…!?」

はぁ…。


うぜぇ。


もう関わんなって今言ったのに……。


俺は関係を持っていた女、全員と手をきった。


もちろん…夢とも…。


キーンコーン…




今、昼休みが終わる合図のチャイムがなっている。





でも俺は教室には戻らない。




だって…りいがいない教室は楽しくも何ともない。







しかも次の授業はうざい奴の授業だから…。