「栖──っ、早く来いよ」 「待っ、待ってよ柊ちゃん」 私は君の背中を追いかける。 君の背中は私よりも大きくて、とても優しい背中。 私はそんな背中を持つ貴方が大好き。 ずっと大好き。 貴方の1番になりたい。 でも貴方は私の気持ちには気づかない。 気付いて欲しい。 ───…ねえ柊ちゃん。 何時になったら、私の気持ちに気づいてくれるの?