部屋の中はもう鬼ごっこ状態。



『きゃっ』

『わっ』


とうとう私は鬼に捕まってしまった。



そして、一緒にベッドに倒れこんだ。



「顔近、い」


『つーかまーえた』


意地悪く笑う鬼さんに、私の顔は真っ赤で、、、



ギューってされてから、たくさんキスが降ってきた


息をするために開いた、ちょっとした口の隙間から、光樹の舌がするりと入ってきた。


私の舌を捕らえて、それはどんどん深くなってく。



「んんっ、はぁ、んっ」



本格的に苦しくなってきたぞ…



頭に注意報が鳴り響いた。


光樹の肩をどんどんって叩くと、やっと離してくれた。