い、言ってしまった
恥ずかしくて光樹の事見れないよ…
はぁ
と頭上で盛大なため息が聞こえた。
私が顔を上げる前に光樹に抱き締められた。
「ちょっ、光樹!?」
『何で…』
「へ?」
『昨日アイツと抱き合ってたじゃん』
アイツとは多分雄介の事だろう
「あれは違うの…雄介は兄弟みたいな感じで…ホントに好きなのは光樹だよ?」
抱きしめられてるから、光樹の顔が見えない。
『俺、すっげぇカッコ悪ぃじゃん…勝手に嫉妬して怒って…』
腕の力が緩み、やっと顔を上げると、光樹が今までに見たこと無いような、笑顔で私を見ていた。
多分私の顔は真っ赤だろう。
「光樹、返事は?」

