■□恋色短編集□■


「君、ど~したの??」


「誰か探してるの~??」



2組の人であろう男子が話しかけてきた。



「えっと...「ってか、君カワイイね。」


そういうなり男子はあたしの肩を触った。




「おれたちと遊ばない??」



き....気持ち悪い...。


「あ、遊びません!!それと手、離して下さい!!」


「まぁ、そう言わずにさ!!」



ダメだ、話にならん!!




「だから~「茅衣、帰るぞ。」



ぱっと目の前が暗くなって顔を上げると響くんが立っていた。


「なんだよ、響に用かよ。」


ちぇっと男子2人組は不服そうな顔をした。



「行くぞ、茅衣」



えっ!?響くんはそう言って教室を出て行った。


あたしもさっきの2人組にペコリとして響くんの後を追った。