「....きょーくん....」


うそ...引き返してくれたの??


嬉しいっ!!

嬉しさのあまり道路に座りこんでたら、



「.......はよ立て!!」


キーンと耳もとで大きな声を出され、


グイっと腕を引っ張られた。



ズキーンと膝に痛みが走る。



「....っ!!も、もうちょっと優しくしてくれても」


「あぁ??」


ギロリと睨まれる。


「ひっ!!スミマセン。ごめんなさい...。」




とそのとき、ブゥーーーンと車が横切った。





はれ....??

もしかして車が来ることわかってた??


助けて...くれた...のかな...??