乗るしかないよね....
「お言葉に甘えさせて頂きます....」
てくてくと歩いて行く響くんを背中の上で見つめる。
「響くん....ありがとう」
「.....おぅ」
いつもより長く感じる帰り道.....。
「お...重くない??」
「ん。あ、薬局で湿布買ってくるからここで待っとけ。」
そう言って響くんはあたしを公園のベンチに降ろし薬局へ行った。
......やっぱり優しいな響くんは。
あたし気持ち伝えなくていいの??
彼女になりたいんじゃないの??
凛ちゃんも応援してくれた。
動かなきゃ、何も始まらない!!
