■□恋色短編集□■



放課後、あたしは響くんの部活が終わるのを待つことにした。



ちゃんと言わなきゃ....自分の気持ち....。



ドキドキしながら響くんをまっていると....


「じゃーな!!桐谷ー!!」


「お疲れーー」



響君だ!!


いけ!!坂下!!勇気ださないと何も始まらんぞ!!


「よしっ!!」


あたしは、ぱんっと頬を両手で叩いて響くんの元へ向かった。



響くんの姿が見えた時、隣にいたのは...




「きょう....く...ん??」



あの女子マネさんだった....。



なにやら話をしているようで...




「茅衣.....??」



こちらに気付いた響くんがあたしの名前を呼んだ。



女子マネさんはきょとんとしている。