■□恋色短編集□■


「おぅ....センキュー」


響くんはその女子マネさんからタオルと水をもらっている。




「ねぇ....あの2人なんかいい雰囲気じゃない??」



「あっ!!あの女子マネ美人で有名な人だよ!!」



「あの人だったら響くんの彼女でも憎めないよね~」




周りのギャラリーが言ってることは全部聞こえてる...。



お似合い....まさにその言葉がぴったり。



でも、やだ!!やだ!!



あたしは2人を見ていたくなくて教室に走った。