でもきっとそんなのも、りっくんは全部お見通しで。 どうしたって敵わないんだ、りっくんには。 私のことを知り尽くし、理解し尽くしたりっくんがくれる幸せが、私にとって最上級なのは、よくよく考えてみたら、極自然で当たり前のこと。 そんなりっくんが、私にとっての『最上級の男性』であることも、極自然で当たり前。 そして、それだってりっくんは、 お見通しなんだよな…… 「久々だから燃えるわ」 「えっ? まだ一日も経ってないけど?」 h24.1.18 Fin.