[短編]サンタをワルがやってみた〜愛よ届け〜[クリラバ]

「何…するんだよぉ〜!サンタさんが叩いたぁ〜!」

と、兼人が言った時、我に返ったナデシコは、兼人に駆け寄り、抱きしめ、

「大丈夫?痛かったね?」

と、撫でながら俺を睨んできた。

兼人は、ナデシコの対応が巧を奏したのか、ぐずるだけで、大泣きはしなかった。

「お兄ちゃんなんか嫌いだぁ〜!出てけぇ!お姉ちゃんは、優しいから好き…。」

と、言う兼人に俺は、

「俺は嫌いで結構。ただな…、兼人が好きと言ったサンタのお姉ちゃんは、嫌いと言った本物のお姉ちゃんなんだぞ。」

と、教えた。