「弟…、兼人(かねと)は…お母さんが育児ノイローゼになって施設にいるの…。4歳の頃から…今まで…。親の愛情を…兼人は知らないの。」
ナデシコは、気丈にも涙を流さない。
俺の方がまたもや涙腺がヤバい状況だ。
「だから、プレゼントの届け先に兼人がいた時はびっくりしたけど、嬉しかったの…。でも…プレゼントを翌日に捨てられて…。」
と、ナデシコは俺を見つめた。
「……ナデシコ?」
「もう…恐くて…。お願い、兼人に届けて…。勝手な事を言ってるって思うけど…。」
そう言うナデシコの目には光る物があった。
ナデシコは、気丈にも涙を流さない。
俺の方がまたもや涙腺がヤバい状況だ。
「だから、プレゼントの届け先に兼人がいた時はびっくりしたけど、嬉しかったの…。でも…プレゼントを翌日に捨てられて…。」
と、ナデシコは俺を見つめた。
「……ナデシコ?」
「もう…恐くて…。お願い、兼人に届けて…。勝手な事を言ってるって思うけど…。」
そう言うナデシコの目には光る物があった。


