「辛かったね…。」 ナデシコが俺の考えがわかったのか、トーンを低くして言う。 「べ、別に…。」 と、俺は照れ臭くてそっぽを向いた。 「フッ…。」 ナデシコは、笑ったあと、 「2つ目は、それを1年以内に誰にも言わなかった事。」 と、言った。 その澄んだ声に、俺は視線を戻してナデシコを見つめた。