病室に戻ったら…病室移るって言っていた愁也くんがいた。

愁也:「よう。また逢ったな。千鶴もこの病室だったんだな。今日からよろしくな。」


千鶴:「うん。よろしくね。」
嬉しい…。同じ病室。めっちゃ嬉しい。

どうしよう…。
うはぁ…。
やばぁい…。


看護し(知恵美):「ちづちゃん…たいへんよ…。ちづちゃんのおばぁちゃんが…いますぐ柚さんの病室にいきましょう。」

千鶴:「えっ…あぁ。はい!」
私は急いでばぁちゃんの病室に向かった。

医者(羽鳥):「柚さん…聞こえますか?柚さん?」


看護し(橘):「先生!」
ピーーー

千鶴:「おばぁ…ちゃん?おばぁちゃん…ばぁちゃん…起きてよ…嘘でしょ?冗談何でしょ?ねぇ…」


看護し(知恵美):「ちづちゃん…。よしよし…」

私は知恵美さんの腕のなかで泣いた。
大切な…大好きだった柚ばぁちゃんの死に…。

悲しい気持ち…寂しい気持ち…怖い気持ちがあって…混ざっていてパニックになりそうだった。


泣き止んだ私は自分の病室に戻った。