愁也:「おう。どした?」

亮:「あぁ…それがさぁ。秋菜がお前にあいたいみたいなんだよなぁ。」


私達は黙って二人の会話のやり取りを聞いていた。

愁也:「秋菜が?まぁ。いいや…今日から病室移るしまぁ…知らせないとな。」


咲:「ねぇ…秋菜って子。愁也くんとどんな関係なんだろうね。」

千鶴:「恋人じゃない?名前だって呼び捨てだし。」

ズキッ ー

何だろう…今の
体調わるくなってきたかなぁ…。


咲:「大丈夫?顔色悪いよ?悪化したら悪いから病室戻ろか?」

咲は小さい頃から優しくて元気な子だった。

千鶴:「そう…だね。」

私達は愁也くん達に病室に戻ると言い別れた。