千鶴:「二人とも…ありがとう。さっきまでね、咲もいたんだ。」

奈緒:「そかぁ。咲は千鶴のお母さん的な存在だもんね。仲いいねぇ。」

千鶴:「うん。」

葵:「そだ!他の奴らは明日、明後日に何日間かにわけて来るみたいだから。こき使ってやっていいよ。あと…佐奈がめっちゃ寂しいって泣いてたから。構ってやって。」


千鶴:「佐奈ったら。わかった。でも…寂しいって言ってもらえてちょっと…嬉しいなぁ。」
奈緒:「えぇ。そうかなぁ?佐奈に寂しいって言われてもなぁ。いつものことだからさぁ?」

千鶴:「うん。でも…自分にもちゃんと…心配してくれる人が…必要としてくれてる人がいるんだなぁって安心してさぁ。」

奈緒:「そかぁ。私にとっても千鶴はめっちゃ必要だよ?だから…頑張ろう。」

葵:「そうだぞ。皆…お前を必要として待ってるから。安心しなさい。」


そうだよね…
私には…ちゃんと『仲間』と呼べる人達が沢山いる。

だから…頑張らなきゃ。

千鶴:「うん。ありがとう。」