晃一は驚いて目を見開いた。
まさか、こんなこと言われるなんて思ってないはず。

晃一はゆっくり瞬きして、
静かにこう言った。


「……その気持ちを受け取るわけにはいかないんだよ」

「何で?」

「お前が生徒で、俺が先生だから」


気持ちすら受けとってもらないの?