ピロリーン♪ メールだ。 なーんか嫌な予感。 『Hello!!迎えにきちゃった。待ってるから早くきてねー。』 ・・・なんて一方的な。 でも、アイツが頑固なのを知ってるから 行くしかない。 絶対責任取れよ。 この野郎!! 「葉瑠、行って来る。」 「はーい。いってらっしゃい。」 めちゃめちゃ笑顔なのが 逆にむかつく。 「おっ!!やっと来た~。俺、教室まで行こうとしてたよ~。」 こいつはバカなんじゃないかと思うようになってきた。 「で、用件は?用がないなら帰れ!!」