皆と同じ制服って、もしかしなくとも初恋に浮かれる年頃の少年少女へ、
大人たちからの最大級な思いやりなんじゃないかな?
クリスマスイヴに永久を果たさなかった俺たちの場合、予定日がホワイトデーなら尚更良し、
親が留守で放課後の自宅、二人きりで緊張炸裂、
意気込んで模様がえしてるはずが微妙にダサイ彼氏の部屋を想像してみようか。
他愛がない話なんて前フリで、昔に今を予想していたカップルはどちらとなく甘い口づけを交わし始める。
そして、うっとりとした雰囲気が完成されると、
初恋ビギナーな子が普段とは異なるキスに翻弄されている内に、
ゆっくりベッドへ押し倒してみる。
広がる髪の毛、不安そうな目、初見の角度、両思いってこういうシーンはなんでも正解で有り難い。
心配を和らげるよう頭を撫でてやり、青春らしい言葉を贈り、
自分だけは大切にしたいのに、自分だけが壊してもみたい存在でもある彼女が安堵した頃に、
首筋へと唇を移動しようか。
男子組の注意点は欲求ばっかを焦るんじゃなく、舌を這わされて不快な奴と許せる人、
後者であれる二人の相関図を喜ぶ心をおざなりにしないところだ。



